JST・戦略的創造事業
(ERATO)北野共生システムプロジェクトは、2003年9月末日をもって5年間のプロジェクトを終了しました。システムバイオロジー関連の研究は、JST・戦略的創造研究推進事業
継続研究課題(ERATO-SORST)として継続されます(2003年10月〜2008年9月)。継続プロジェクトは、ERATOでの探索的試行から生まれてきたシステムバイオロジーという分野における中核的基盤と理論を確立することを目標とします。
引き続きシステムバイオロジーに関するソフトウエア基盤構築(SBML/SBW)と推し進めると共に、生物学的ロバストネス理論の確立を目指します。さらに、この理論の検証と応用として酵母とがん細胞をターゲットとして、酵母の網羅的測定とモデル化・解析、萌芽的研究としてがんのシステムバイオロジーへの取り組みを行います。